【アンディー・メンテとは、フリーゲーム制作などを行っているジスカルド氏(じすさん)による個人サークルであることは知っている】程度の人向けの記事です。
- アンディー・メンテのゲーム昔やったなあ。今も活動してるの?
- 久々にアンディー・メンテのゲームやりたいけど、最近のおすすめある?
という感じの方にオススメ! 2020年前後の情報を中心にお届けします。
公式YouTube配信「こんあむ」をもじったみたいなタイトルだけど非公式ですよ。
近年のアンディー・メンテ
健在?
健在です。1997年に発足したアンディー・メンテ、健在!
毎年新作ゲームをリリースしている他、謎のBL風味コンテンツの更新やYouTubeでの活動も精力的に実施中、
グッズの通販・新作漫画制作も行っていて、季節ごとにおこなわれるイベントも継続中です。
最新情報
Discordサーバー
最新も最新の情報を入手したい場合は、Discordのアカウントを用意し、
2022年に誕生したアンディー・メンテファンのためのDiscordサーバー「あむさば」で仕入れるのが一番良いと思われます。
ここではじすさん本人だけでなく、最新情報に敏感なファンの方がニュースを流してくれることがありますし、
新旧問わずAMについてファン同士語らったりする場も整っています! AMファンなら入っておいて損のないサーバーです。
Discordは通知の設定を細かく選べるので、目的のチャンネルのみ通知設定にするなどカスタマイズがおすすめ。
「あむさば」は現在招待制となっております。あなたがAMに興味を持っており、サーバーで暴れまわるようなことのない人物であれば、問題なく参加が可能だと思われます。お近くのAMファンの方に聞いてみれば、招待リンクを送ってもらえることでしょう。
わかりやすくあなたがAMに好意を持っていることが伝わるコンテンツ(AMゲームについてのプレイ記録や、動画の感想などが載っているところ。SNSなどで良さそうです)が既にあるとか、AMのオンラインゲームやイベントに何度か参加していることなどがみんなに伝わっているとかであれば、みんなあなたのことがわかって安心できるので、おすすめです。
公式Twitter
新作情報などの大きめの告知については公式Twitterでも行われます。
アンディー・メンテの動向が気になる方はこちらのアカウントのフォローがおすすめです。
公式YouTube
じすさん本人からの発信としては、毎週金曜夜配信のYouTube配信「こんあむ」にて、一週間の振り返りと告知があります。
ただしこちらは文字ベースではないので最新情報を見落としやすいかも……
公式サイト
Twitterなどより更新頻度は落ちますが、公式サイト「まおうせい」のトップページも、
新作発表やイベントごとに随時更新されています。
公式ブログ
「まおうせい」からリンクされているブログ「セドナ」にも開発情報などが載っていることも。
こちらはかなり更新頻度に偏りがあるのと、最近は告知ではあまり使われていない印象です。
Pixivfanbox
そして、2022年にとうとう開始されたアンディーメンテPixivFanbox(支援者限定でコンテンツが見られるサービス)でも、
近況が…ここにはあまり書かれない!! ので、こちらは近況はともかくAMに月額課金したい人向け。
私はついに、FANBOXをはじめたよhttps://t.co/ss1TGT2jpz
— じす (@mayday9999) November 15, 2022
VeNEさんのブログ
なお、どのサービスにおいても、じすさんによるニュースリリースは大変奔放であり、
常人にはちょっと見ただけではよくわからないこともあります。
文字ベースで詳しく新情報を追いたいのであれば、
AMファンのVeNEさんが運営するブログ「模倣全時空記憶集積回路」を読むのも大変オススメです。
アンディー・メンテのニュースなどが非常にわかりやすく、適切にまとまっています。
最近のおすすめゲームなど
Steamゲーム
最近のアンディー・メンテのゲーム制作活動は、Steamにおける有料ゲーム配信が中心となっています。
活動の場が移っても、これまでのフリーゲームと同じく、
クセになるようなやりこみ要素、ちょっとヘンテコで可愛いグラフィックなどなど、
アンディー・メンテ・スピリットの息づいた作品が複数配信されていますよ!
筆者が特にお勧めしたいのは、2024年時点でのPCゲーム最新作、World End Diner!
ポストアポカリプスな世界で、生き残った動物と主をなくしたロボットたちのために、ダイナーを営むゲーム。
かわいい、そして面白い、それでいて、AM作品では珍しいほど、やさしい! 非常に遊びやすいゲームです。
数々のやりこみ要素はあれど、やりこまなくてもいいような……ただぼんやりと島での生活を楽しむこともできるような、
やさしいやさしいゲームです。AMらしさもあり、らしくなさもあり。AM作品を知る人に是非遊んでみてほしいです。
有料ではありますが、現在は早期アクセス版として正式リリース前に安価で購入可能。
そして早期アクセス版でありながら、既に相当遊びごたえのあるボリューム感! 山盛り実装済みです!
Steamストアページでのレビューや、当サイトでも紹介記事を書いているのでご参照ください。
Heavy Rains
2023年現在は、基本的にはゲームでは、ない……のですが、AM新作であることに間違いはない最新コンテンツ、
「ヘビーレインズ」も目が離せません。
現在は「BL風味のコンテンツ」と説明がされており、
過去作のキャラクターたちの要素を複数引き継いだ謎の男性キャラクターたちが集い、どうやらアイドルをやるらしい
というストーリーがweb上で読める、読み物コンテンツとなっております。説明が難しい。
説明が難しいですが、過去作ファンは自分の好きな作品や推しのキャラクターの匂いがする要素に惹かれるでしょうし、
逆に、ヘビーレインズで気になったキャラクターの要素から過去作に入っていくきっかけにもなっていると思うので、
BL風味が大丈夫な方は是非摂取してみてほしいです。
摂取しても「過去作やってないしよくわからない……」という感想になる可能性も高いと思われますが、
実際、たぶん過去作ファンにもよくわからないです。笑
アイドルものであり、音楽要素は強く打ち出されそうです。AMの音楽関連のファンも注目しておいた方が良さそうです!
フリーゲーム(基本プレイ無料)
PCフリーゲーム
フリーゲームの制作も完全に終了したということはなく、
2022年にも「A戦争」という尖ったゲームなどは活発に更新されています。
ハードボイルドなマルチプレイオンライン対戦ばんばんゲームです。2024年現在も精力的に撃ち合いを続けている勢力もあるとか!
また、惜しまれながら2020年で対応終了となっていた21世紀最大のオンライン釣りゲーム「Sea Tree」が、
2022年頃から「実験稼働中」とのことで、オンラインで遊べるようになっています。
ただしバグ修正などの対応は一切行われておらず、今後のアップデートもないものと思われます。
とはいえ現在も各国には初心者からつよつよプレーヤーまで集っている模様。課金アイテムの導入も可能です。
2012年サービス開始よりAM史に長年に渡って名を残す広大な海木世界、ご興味のある方は遊びに行ってみてはいかがでしょう?
スマートフォン向けゲーム
2015年~2018年ごろに精力的に行われ、
「私のタオル、使うなぁあああ!」などのタイトルが作成されたスマートフォンアプリゲーム開発については、
なんと2022年から新作が続々!
Android https://t.co/vKEtPhyBxe
— じす (@mayday9999) June 5, 2023
iOS https://t.co/iQlt0kxUBh#脱出ゲーム #indieGameDev #インディーゲーム pic.twitter.com/JbrP0S26X3
スマホ用ゲーム『ゆる釣り』をリリースしました。
— じす (@mayday9999) July 7, 2023
ぽちぽち遊べるのんびり釣りゲームです🐟
遊んでみてね! #ゆる釣り
iOS用 https://t.co/i30OWuP35p
Android用 https://t.co/LWltX3Lkiq pic.twitter.com/l3ejP2Meqv
2023年リリースの「ゆる釣り」は、釣り+着せ替え+やりこみのいかにもアンディー・メンテ作品!
AMキャラのコスプレもできたり、見覚えのある魚やゴミ(…!?)が釣れたり、なんと米磨ぎ婆システム(!?!?)まで…!?
スマホゲームでは「イブニングパークと子供達の階差」がなかなかに「ライスタ」ライクであり、
最も従来のAM作品らしさがあったような印象ですが、
「ゆる釣り」はそれを上回るAM作品らしさを内包しているように思います。釣り+着せ替え+やりこみはもう…ねえ…!!
2024年にはリズムゲームの「音涙」もこっそりリリースされています!! 数々のAM曲でリズムゲームができちゃいますよ!
気になる方はスマートフォンのアプリストアで「アンディーメンテ」で検索してみてください!
過去作アップデート
さらに、近年になって過去作の一部は遊びやすくなるようなアップデートがされていたりします!
かつて遊んだことがある人も、未プレイの方も、非常におすすめコンテンツ!
見逃せないのが、2022年に20周年を迎えたAM代表作「自給自足」のアップデート!
画面サイズ拡大の新機能や、誤字とバグの修正などが行われ、遊びやすくなりました!!
さらに続編となる「怪盗プリンス」のイージーモードも実装されております。
2011年に一度難易度を下げるアップデートがなされていますが、今回さらに簡単になったようです。
(それでも歯ごたえはあるという声も聞かれますが…)(物理反射の敵もやっぱり出るらしい…)
最新盤の怪盗プリンスのDLについてはふりーむではなく下記BOOTHでどうぞ。
なお、あの「自給自足」のリメイク的存在「ぢきゅうぢそく」は2016年、
名作RPG「ウトナと3人の騎士」は2018年に画面サイズ拡大などの更新が行われているので、
是非チェックしてみてください。名作「アイラム・イヴ」「スミレの花」なんかも遊びやすくなってますよ。
なおアンディー・メンテのゲーム配布場所はふりーむでは3か所に分かれているので注意が必要です。
ミニゲーム系はアンディーメンテ・プレイブースター、BL系はアンディーメンテ・ヘブンズにて配布中です。
「ぢきゅうぢそく」はアンディーメンテ無印ふりーむページからダウンロードでき、「ウトナ」はヘブンズからです。
プレイブースターにあの「アールエス」が置いてあることも注意してください!笑
近年の「アールエス」に匹敵するような大作フリゲといえば、2016年の「アポロガル・エピソード」でしょうか。
大変ボリュームがあり、執筆時点で筆者はまだクリアできていないのですが、
戦闘をCPUに任せられるオートモードがあるため、ながら作業でもゲームを進めることができます。
また、課金コンテンツを導入すると、よりスムーズに進めやすくなります。
比較的近年のフリーゲームでは、このような課金コンテンツが用意されていることがあり、
購入することでじすさんの応援にもなります。
もちろん従来通り、ゲームのサウンドトラックなどの通販もありますよ!
YouTube
アンディー・メンテは2021年頃からYouTubeでの活動を本格化。
前述の通り「こんあむ」の毎週配信のほか、動画も多数投稿されています。
内容は新作ゲームのトレーラー・個人ゲーム開発談話・過去作品や半生の振り返り・作曲・過去の映像作品、
そして「ポレン」などなど非常にバラエティ豊かです。
筆者が大好きなのが、「自分のゲームを振り返る」シリーズ! BL系ゲームの振り返りが多いです。
過去作に関するじすさん本人による言及の数々はファンとして嬉しいです。特に「自給自足」関係のファンは必見ですよ!
ポレン
年末に開催されている催し。2023年で11回目となる、オリキャラ投稿参加型ゲームです。
大変恐れ入りますが筆者は不参加勢でよくわかりません……。
ということで参加勢によるWikiの解説や、じすさん歩練田勝蔵さんの動画による解説などを見るのが良いと思います。
ただ、たぶんこういったものを摂取してもなおよくわからん&何が起こるかわからんのが魅力なんじゃないでしょうか?
毎年多くの人が参加されています(2020年の参加者は400人ほどとのこと)し、
システムや動画編集など毎年ボリュームアップしており、参加者を楽しませているようです。
過去の試合の動画もYouTubeやニコニコ動画で見られるので、気になる方は参考にして、年末に備えてみてください。
たぶん、Twitterをフォローしたり、「魔星会」アカウントを作成したりして、
告知を見落とさないようにする必要があるんだと思います。たぶんね。
AMプチオンリー(新聞)
COMIC CITY SPARKという同人イベントにて、アンディー・メンテのプチオンリーが毎年開催されています。
近年はじすさん本人が主催となっていることがほとんどで、2023年で13回目。
原作者本人が同人イベント(プチオンリー)を毎回主催しているという状況はなかなか珍しいものですが、
AMプチはファンによる二次創作物などの頒布の場でもありつつ、じすさんの新作漫画が公開される場でもあります。
頒布される同人誌は高確率で「ジスナナ新聞」のシリーズ新作です。
近年はもはやタイトルにジスナナはついていなかったり、展開もジスナナ以外のキャラクターを大きく巻き込むものだったりします。
ジスナナ、チュルホロ系、アールエス、といったジャンルの最新作と言ったらこれ。になります。
なおジスナナ新聞シリーズは通販がない代わりにある程度の数が溜まると再録同人誌として発行されます。
再録のジスナナ新聞は通販もあります!
在庫切れになることも多々あるので、気になる方はBOOTHで入荷待ち登録などしておいた方が良いです。
AMウェブオンリー
2022年3月26日にpictSQUAREにて第1回AMウェブオンリーが開催されました。オンライン上で開催される同人イベントです。
お試しで実施ということでしたが、当日は大変賑わい、以降も複数回開催されています!
オフラインのイベントとは性質が異なりますが、遠方の方も参加しやすいこともあり、
新たにAMのイベントのスタンダードとなっていくのかもしれません。一般参加は無料なのも魅力的です。
2023年8月pictSQUAREおよび関連サービスがサイバー攻撃を受け個人情報が漏洩したことが発表されました。
pictSQUAREはサービスを停止後、再開しましたが、今後のAMウェブオンリーの行く末については不明です……。
季節ごとのイベント
時期 | イベント名 | 備考 |
---|---|---|
年始 | クイズ大会、前年のポレンの続き | じすさんの体調により遅れが生じる可能性があります |
夏 | AM夏祭り | 今後はウェブオンリーにて開催される流れにあるかもしれない |
秋 | AMプチオンリー | COMIC CITY SPARKにて開催されるため開催日は前後します |
年末 | ポレン、テレパスミュージック振り返り放送 | 主に年末に開催。じすさんの体調により遅れが生じる可能性があります |
ということで近年行われるイベントをざっくりまとめるとこんな感じに。
毎年恒例という訳ではありませんが、LUPIAのライブやPIPといったイベントも開催される年もあります
(最後のLUPIAライブは2022年開催、PIPは2017年開催のよう)。
なお、正確には例年ファン同士で集まる「オフ」が年に複数回開催されているようなのですが、
筆者は参加したことがなくよくわからないので省略してあります。初詣やお花見、お散歩などがあるようです。
グッズ販売
近年のAMでは、ゲームのサウンドトラックや書籍が販売されているBOOTHや、アンディーメンテSUZURIにて、
AMグッズの販売も精力的におこなわれています。アクリルスタンドからアパレル各種まで様々! 是非チェックしてみてください。
近年のアンディー・メンテ以外の活動
アンディー・メンテ名義以外の活動も盛んです。
ジェバンニP(ボーカロイドP)の活動
2007年の鏡音リン発売と同時に「ジェバンニP」としての活動を始めたじすさんですが、
今でも活動を続けています。ジェバンニP、健在! 2022年にも新曲発表あり! 活動の告知はジェバンニP名義のTwitterにて。
鏡音リン・レンの発売およびジェバンニP活動開始から2023年で16周年となりますが、
KARENT主催の鏡音リン・レンAnniversaryに毎年参加して楽曲提供を行っておられます。すごい。
2024年のボーマスにも参加され、新譜を頒布しておられます。すごすぎる。
また近年はニコニコ動画に投稿されていた各種の曲をYouTubeジェバンニPチャンネルにも投稿しているほか、
作曲メイキング動画もアップしています(こちらはアンディーメンテチャンネルなので注意)。
MakeS -おはよう、私のセイ- サウンドクリエイター
本名の泉和良名義で、2017年配信開始のアプリ「MakeS -おはよう、私のセイ-」にて音楽やSEの制作を担当されています。
2020年にはサウンドトラックも発売されました。
目覚ましアプリである(コンシェルジュのセイ君と一緒に眠り、起きるというシステム)性質上、
睡眠導入に良さそうな落ち着く感じの曲が多く、お勧めです。ゲーム内では課金により解放される曲も入っています。
なお、泉さんこと平田先輩が運営の方々になんのことわりもなく突然アップロードしたという
この動画と曲が筆者はたまらなく好きです!! のちにゲームに無料コンテンツとして正式に実装されています。
アプリ内BGMの視聴動画としてもおすすめでございます。
さらに、MakeSチーム制作の2024年新作「NicO ・いってきますのお部屋・」でもサウンド制作を担当されています!
筆者もプレイ中ですが、音楽の良さもさることながら、ニコの話し声のSEがめちゃくちゃ可愛い!!!
BGMは上の動画でも試聴できますが、是非インストールして確認してみてください。
アナログゲーム制作
7キューブという名義で、アナログゲームを制作販売されています。こちらは2019年のものが最新作となります。
一人用~複数人用のラインナップがあり、BOOTHにて一部作品の通販が可能です。
おわりに
多い!!!!!!!! しかも書き切れてる気がしません。アンディー・メンテ健在、健在すぎます。
こんなブログ記事ひとつで把握した気になってはいけません。
どうか色々なところでアンディー・メンテ健在っぷりを感じてみてください。
また、陳腐にタイトルを【2024年版】としましたが、このページを見ている方ならばじすさんの仕事の速さはご存知でしょう。
あっという間に情報が古くなり、彼方へと置き去られるに違いありません。その際はご了承ください。
書いてる途中でも放置してる間にどんどん情報が増えて困り果てました!
今後も活発に動き続けるアンディー・メンテに期待したいですね! いかがでしたか! ということでよろしくお願いします。