「きみの島」への好意のアナムネーシス

アンディー・メンテ制作、Steamで配信中のシミュレーションゲーム、「きみの島」で定期的に時間を溶かしている者です。

定期的に、とはいえその溶かしっぷりに慄いて距離をとってしまうことが多く、
毎回遊ぶたびに「久々に遊ぶから何も覚えてないな~」となってしまうので、
覚えていないなりに初心者目線でブログを書いてみようと思いました。

目次

きみの島の紹介

マウスをカチカチして島の民たちに指示を出し、ワラワラと動く民たちの興亡を見守るゲームです。

採取施設を作って資材を貯め、可愛いおうちやケーキ屋さんを作ってほっこりしたり、

無慈悲な天候不順・害獣の襲撃・飢饉などでバタバタと死んでいく民たちを見て頭を抱えたりできます。

目的らしい目的は、ある程度ゲームを遊んで解放されるチャレンジモードを除けば、特になく、
好きなように遊ぶことができますが、

  • かんたんな難易度で、無限に島を発展させ、自動で動く巨大な箱庭を作って楽しむ
  • むずかしい難易度で、ヒリつきながらマウスをカチカチして糊口をしのぐ生活を楽しむ

といった遊び方に二分されやすいのかなと思います。
まずは1で遊んでゲームに慣れ、ゲーム内の要素解放もしつつ、2の楽しみ方もできるようになると理想かも。

島では常に時間が流れていますが、好きなタイミングで一時停止が可能です。
時間を止めている間に民に指示を出すこともできますし、指示後には、指示を完遂するまでの待ち時間が発生するので、
操作がすごく忙しいことは全然ありません。
また、島では、民たちが木を切ったり、土に耕したりするときの生活音が、絶えず聞こえてきます。
それに加えて時折、季節などによって、おだやかなBGMも流れてきます。
やさしい雰囲気が心地よく、寝る前にちょこっと遊んで癒されるのにも向いているゲームです。
時間経過を倍速(16倍速まで)にする設定もあるので、慣れてきたらスピーディーにこなしていくのも良いでしょう。

ゲームの難易度やバランスについて

ゲームの難易度が選択できますが、難易度によってプレイフィールがまったく変わります。
ベリーイージーとベリーハード以降はそれぞれ天国と地獄を意味します

このゲーム、基本的にゲーム序盤は民に細かな指示を出し、ちまちまと島を発展させていくのですが、
最終的には、民の生涯をゆりかごから墓場まで自動化し、
島も永続的に発展していくような箱庭を作ることができます。
ただし、それはかんたんな難易度を選ばないとなかなかできない話で、
ある程度むずかしい難易度を選ぶと、

「また失敗した!!!この世は終わりです!!!!!!!」
「リス畜生ども地獄で待ってやがれ!!!!!!!!!!」

などとヒリつくことうけあい。
(※リス=害獣の発生はオプションでオフにできます。しよう。)

ということで、ベリーハードなどを選ぶと難しいと感じるところは出てくるのですが、
新要素が出てくる度にチュートリアルがゲーム内で表示されますし、オプションからいつでも確認可能。
攻略情報についてはwikiにある程度まとまっていますし、Steamに有志のゲームガイドもアップされています。

また、食料ごとの食糧値や、施設が環境に与える影響度など、
豊かな生活を送るために必要なデータも、やりこんでいけばゲーム内で確認できます。

(まだアンロックしてない食べ物たくさんあるけど、ネタバレ注意)

ただし最初からわかる訳ではないし、何より最初は要素も多くて訳わかんないと思うので、
基本的に、いきなり思い通りに遊べるゲームではないと言っていいのかもしれません。

私はまだまだきみの島ビギナーなのでよくわからない部分もありますが、
恐らくこのゲームのバランスは、良いとは言えません。アンディー・メンテの多くの作品がそうであるように。
でも、(ある程度難しい難易度で遊ぶ場合は、)その偏ったバランスを持つ要素をうまく活かしながら、
強い要素をうまく使って攻略していくのが、きっと醍醐味です。
ゲームの誘導どおり進んでいけば迷わないし快適、という感じの、気の利いた今時のゲームではなく、
たくさん失敗しながら手探りでより良い島づくりを覚えていく、素朴でストイックなゲームですね。

なお、ベリーイージーを選ぶんだとしても、それはそれで、すべてがトントン拍子にいきすぎるので、
建築ほか民の生活を豊かにするのに必要なコスト(Ark)の供給が追いつかないことがあり、
ゲーム序盤からは思うほど豪遊しにくかったりもします。
とはいえ、Ark事情については、ある程度やりこみをしていると改善されます。(このあたりはクセがあるので後述します。)

つまり総じて、

長くコツコツと遊んで、それを楽しめる人向けのゲーム
ものすごい高みを目指さなくても、自分なりのやりくりを楽しめる人向けのゲーム

のように思えます。

私は、
「きみの島久々にやるからもう何も覚えてない…まあええか…」
「ベリーイージー選んでヌルゲー楽しめばいいんだけどヒリつきも欲しいんだよな…」
などとぼやきながら、ついベリーハードの島を作っては、いつもヒリつき果てて民を餓死させてしまうので、
このゲームに向いているのかは…よくわからないが… でも楽しめています。このゲームが好きです。

TIPS①民への指示について

ここからは、ゲームの攻略情報というほどでもないけど知っておくと便利そうなことを少し載せたいと思います。
ゲーム内のチュートリアルと重複する部分もあると思うんですが、
これも久々に遊ぶと忘れてるものなので、自分のためにも載せたいので…。

民に指示を出すには民を右クリックして指示をクリック→任意の収集、またはALLをクリックするのが基本です。
このとき、さらに指示を出す範囲を選ぶと民が行動を開始しますが、
ALLを選択した場合は、木やキノコを含め、
個別に指示できないものであっても、範囲内に落ちている大体の落ち物を拾い、近くの置き場に届けてくれます。
一時的に運送屋みたいな動きができるということですね。
なのでたとえば、収穫した作物や採掘した粘土が拾い切れていない! 急いで拾いたい! というときにも重宝します。

また、民への指示出しは、職業に就いている人に対しておこなうと、指示を優先して離職してしまいます。
なので基本的に無職の大人やぶらぶらしている子供に対して指示を出したいものですが、
該当する民を探して、一人ひとり右クリックして指示して範囲選択して…とやっていると、かなり面倒。
特に、無職の大人は、右下の無職の数字にマウスカーソルをあわせれば強調表示されるので、まだ見つけやすいですが、
子供は強調表示されないので、探し出すのが大変です。いやまあ子どもまで働かせなくて済むのが一番なんですけどね…。

そこで便利なのが破壊ツール(デストロイツール)
作成した建物などを破壊したいときに使う機能ですが、
これは木やキノコといった指示で採取できる自然物も対象にでき、
それらを指定した場合は、近くにいた無職の大人・子供を含む民が、採取して置き場へ運ぶところまでやってくれます。

デストロイツールで指定したものには×印がつきます。オレンジは未対応、水色は収集対象として既に民が向かっているものです。
この画像の一番下2行で行動している、ブライアンは9歳の子供、スティーヴンは無職成人男性。

範囲指定も可能で、デストロイツールを選んで左クリック長押しして範囲選択すると、とってきてほしいものを一気に指定できます。
収集と違って、落ちているものは指定できません。
有職者以外なら誰でもいいから、これ伐採して持ってきて! というときには大変有効です。

注意点としては、無職のうち一時的な職に就いている民も含めて反応するので、民が建物の建築などを中断してしまうことがあります。
島民総出でデストロイしているような状態になると、
建築中の建物を右クリックして「この建物を優先」しても、「雇える人がいません」になってしまいます。
しかも運ぶところまで丁寧にやってくれるので、置き場によっては建物から遠く離れてしまい、建築が遅れてしまいます。
高難易度では命取りとなるので、デストロイツールによる指示は便利ですが、使うタイミングや範囲には注意が必要です。

TIPS②オプションについて

オプションは画面サイズや音関係などの設定のほか、
「設定」から、ゲーム難易度にかかわる重要なオプションの設定ができます。

火災から害獣までは、いずれも、発生すると生活に被害をもたらすが、克服するとアチーブメントを達成できることがある要素たちです。
当然、オフにするとゲームの難易度が下がります
アチーブメントの達成は、どこかで一度やっておけばいいものなので、
簡単なモードで遊ぶときはオンでやっておいて、難しいモードで遊ぶときに邪魔だと思うのであればお好みでオフにしてしまって良いと思います。
特に害獣は深刻な被害をもたらすことが多く、
害獣から得られる資源もあまり優秀とはいえない部分もあるので、私はオフにして遊びがちです…。リス畜生ども…。

[MOD]とついているオプションについても、上記オプションと同様なんですが、
おそらく、「本来ならゲームをそこそこ進めないと使えない昨日の解放にまつわる設定」なので、
「通常はOFFです。ONは推奨しません」と書かれています。
まあ、やりたいようにやりましょう。設定として「ある」んだし。
オート雇用MODがとても便利ですが、本来人を雇用できない施設にもオート雇用設定がつくので、そこだけ要注意かもです。

なお、やりこみ要素であるチャレンジモードでは一部選択不可能です。

TIPS③Arkとアチーブメントについて

建設や建築物の解放にはArkが必要となります。
Arkは主にゲーム内時間の経過や、人口の増加などによって、じわじわと増えます。

  • 季節が巡るごとに1Ark
  • 子供が生まれるごとに1Ark
  • 年が巡るごとに5Ark

また、ある程度まとまったArkを入手する手段としては、

  • 一定の年数が経過した
  • 一定の数の人口を達成した
  • 一定の数の建築物を作った
  • 一定の長さの道路を作った
  • イベント建築物を作った
  • イベント建築物のお供え物を達成した

といったものがあるので、これも意識すると良いです。この達成のためにもArkの投資が必要ですが…。

正直、ゲーム序盤のどんどん新たな建築物を建てていきたい状況ですと、
これらだけでArkを賄うのはかなり厳しいです。
なんといっても、素材置き場を1つ作るだけで5Arkが吹っ飛んでいくので、
他の建築物を思うと資材置き場は本当に最低限に絞らないといけなくなり、
序盤に節約志向を強いられ、正直おもろないです。個人的に、ゲーム体験をかなり損なっているとさえ思います。

一応、高難易度ではうかつに新しい建物を建設しまくると普通に詰むので、
生活が安定するまで雌伏の時を過ごしているうちにArkが溜まっていきがちではありますが、
生活安定しまくっているベリーイージーなんかだと序盤は不便がちです。

Arkの踏み倒しについて

ちなみに、実は、所持Arkが0の状態だと、建築コストのArkは踏み倒すことができてしまいます
仕様と化してますが、バグの直し忘れのような気もします…
まあ解放のArkは踏み倒せないのですが、
つまりはArkある時まとめて解放→0Arkのときに建築しまくる が実は最適解です。ええんか!?

慢性的なArk不足に対して、一番有効なまとまったArkの入手方法は、アチーブメントの達成です。
ゲーム開始時に、あらかじめ達成されていたアチーブメントの数×1Arkが入手できます

「島の作成経験を重ねていくことで、より豊かな島が作れる」ようデザインされているのだと思うんですが、
先にアチーブメント解放しとかないと損」とも言えてしまいます。

また、チャレンジモードの解放条件はアチーブメント15%達成です。
チャレンジモードのクリアも、ゲーム内要素解放の条件となっていますので、
きみの島面白いなーもっと遊びたいなーと思うならベリーイージーで無双してアチーブメント解放するのが早道っぽいです。
身もふたもないですけど…。

でもヌルゲーで無双するのもそれはそれで楽しいです。高難易度の島と並行して遊ぶと餓死と飽食の交互浴になって面白い。
何でもできすぎてArk枯渇がちなベリーイージーでは、食料をArkに変換できるArk変換工場が便利です。

大豪農になってArk貯めまくって建築しまくり道路伸ばしまくりましょう。

TIPS④民の名前

TIPSとするのも変ですが、一応調べないとわからないことだと思うので…
民の名前は、性別によってランダムで候補の中から決まるものと思われますが、
アンディー・メンテの過去作のキャラクターの名前が多く採用されています。
変な名前の民がいたら、大体AMキャラです。
たとえば「いちごう」さんは、名作フリーゲーム「アールエス」に登場する「1号」。

ということでAMファンとしては、見覚えのある名前を持つ民の、生活を営む姿を見守る楽しみもあります。
画像右下にちょこんといる、可愛い家に住み、農夫として穏やかな生活を送る1号(42歳)、どうか長生きしておくれ…。

なお民を右クリックしてFキーを押すと、民の頭の上に星マークが出て、見分けやすくなります(お気に入り機能)。
高難易度だとなかなかっていうか全くもってそんなことやってる暇ないですが、
きみの島のやさしいBGMや民たちの生活音を聞きながら、まったりとお気に入りの民を見守る時間も、なかなか良いものですよ。

そうして今日も寝る時間がずるずると遅くなっていくんだ…。でもいいんだ…きみの島が好きだから…。

この記事を書いた人

めいど
同人サイトを10年くらいやっている者です。アンディー・メンテのファン。

そしてこれは広告

ヽ(*'σ`*)ノ
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