合成職業のえらびかたコラム、2回目の今回は
人手が足りない職業・自国にいない職業に就きたい!
という方向けの内容です。
そんな人いるんですか!? 優しすぎる! 利他の精神! すばらしき動機! あなたがいてくれて嬉しいのしぐさを送ります!!
どうか無理しすぎず、自分も楽しみながら遊んでくださいね。
そんな方のお役に立てるかはわかりませんが、そういう発想で職を選ぶとすると、
どういうアプローチができるかな~と考えて色々書いてみました。
人手が足りない職業・自国にいない職業に就きたい! という方へ
さて実際、合成職業に就いていて、
難しい合成品をほかならぬ自分が納品できたときや、自分が作ったものが人の役に立っているのを実感できたときは、
とっても嬉しいですし達成感があります。この喜びはシーツリーの醍醐味や、ゲームの魅力とも言えるのではないかと思います。
なのでシーツリーを存分に楽しみたい方にも、需要のある職業を考えて就くのはオススメだったりします。
依頼掲示板の依頼にたくさん納品できると楽しい!
しかしこの利他的な動機、突き詰めると結構難しく、
まず【他の人はどんな職業に就いているか知る】必要があります。
そして、人数が少ない職業だから需要があるかというと、必ずしもそうではないこともありますし、
人数が多い職業だから飽和しているかというと必ずしもそうではないこともあります。
ということでもっと言うと【職業ごとの需要を把握する】必要が出てきます。
しかし職業の需要なんてものはまあ水物だし、はっきり言って完全に理解するのは無理ゲーであり、
ましてや合成職業に就く前にわかる訳がないよ!!! とすら思います。
特定の職に就いたあとも、他職業のことなんてわからないし…別に理解できなくてもいいと思う…
こんな記事を書いておいてなんだけど…おそらくみんなもっと雰囲気で遊んでいると思う…俺たちは雰囲気でシーツリーをやっている…
とりあえず、【他の人はどんな職業に就いているか知る】については明確な回答ができるので次項にて説明し、
続けて無理ゲーにもちょっと無理に挑んでみようと思います。長くなりそう!(なった!)
他の人の職業を知る方法
目視する
右クリックして見る
プレーヤーの名前を右クリックすると、名前の2行下、
上から3番目の「職業:」の欄にその人のメイン職業とレベルが表示されます。
シーツリー世界の中から相手(ログアウト中でも問題ないです)を見つけ出して右クリックする必要がありますが、
目視の方法ではこれが一番おすすめで、他にも紹介はしますが、いずれもあまり確実ではないです。
見た目で確認する
職業帽子はその職業に就いているときしか入手できない服飾です。
画像は鍛冶職のときに交換した鍛冶屋帽子を他職のときに被っている人(左)と本職の人(右)の比較。
ということでその帽子を被っていたら職業がわかりそうなものです、が、転職経験者は様々な帽子を持っていますし、
現在のメイン職業でなければ職業帽子は画像のように本来とは違う色になってしまう……のですがこれも抜け道があるようなので、
やはり帽子だけで100%確実な判断はできません。あと、常に合成帽子被ってる人ってあまりいないですね。
通知で確認する
お気に入りに入れていると右下にその人の新たな動きなどがあったときに通知が出てくるので、
その人の合成レベルが上がったときに「合成Lvがいくつになった」というお知らせが出ます。
ただしこの通知は見落としやすいし遡れないし、
合成Lvが上がったときや転職したとき、久々にログインしたときなどにしか出ないので、あまり期待はできないでしょう。
依頼掲示板の納品時のメッセージで確認する
依頼掲示板に合成品を納品できるのはその職業の人だけなので、依頼した合成品によって納品してくれた人の職業がわかります。
これは結構確実性も高い(しかも、依頼した品を納品してくれるような優しい人だとわかる!)のですが、
通知同様見落とす可能性が高いです。
これについては画面左下のメッセージ枠の▲マークからある程度遡ることはできますが、
オート釣り放置なんかをしているとまず見逃します。
国勢調査で見る
NPCのサナエさんに話しかけると、国勢調査を閲覧でき、
各国の人口・各人のレベル・流派の人口・そしてメイン職業等々がわかる…
…のは総合レベル50になってから!!!! っぽいです。
メイン職業の参考にするにははっきり言ってどう考えても遅っせえ!!!!! です。
合成職業は大事な選択とはいえ、早めに決めて長い期間合成に取り組んだ方が効率的ですし、
効率とか考えなくても総合レベル50=合成レベルも50にできる時点で他の職業に転職したくなっても、
なかなか「今から他の職業をレベル10からやろう!」と簡単に思いきれるものではないでしょう…。
その時点でメイン職業レベル50にしてるなら、レベル10からBP40使ってるし、新たな職業にもBP40要るで。
また、国勢調査では、合成職業についての情報は、
合計人数とレベルごとの人数(0~20などレベル帯でまとめて表示されます)がわかります。
しかし、国ごとの合成職業は記載されていないので、
同じ国の人がどの職業についているか知りたい場合は、やはり本人を見つけ出して右クリックで確認する必要があります。
ここに現在の国勢調査を載せることも考えたんですが、
シーツリーの状況は常に移ろうものなので、載せてもあまり意味がないでしょうし、
あまり個人を特定できそうな情報はブログに載せたくはないのでここでは控えます。
「職業を決めるために国勢調査を閲覧したい」と思う場合は、
その時点で総合レベル50以上の人にコンタクトを取って何らかの方法で見せてもらうのが良いのではないかと思います。
今だとあむさばのシーツリーチャンネルで質問するとか、Twitterでシーツリーユーザーを探して質問するとかが早道でしょうか。
注意点として、繰り返しになりますが、国勢調査を閲覧しても、
人数が少ない職業だから需要があるかというと、必ずしもそうではないこともありますし、
また、人数が多い職業だから飽和しているかというと必ずしもそうではないこともあります。
需要と供給の感覚
さて他の人の職業を確認する方法を紹介したところで、
無理ゲーだとは思うのですが改めて、職業ごとの需要を把握するにはどうしたら良いか、
精いっぱいアプローチする方法を考えてみようと思います。
「とりあえず人の少ない職に就きたいから知りたい! 需要とかは知らん!」という目的なら問題ないですが、
人手の足りない職を突き止めるために各職の需要と供給などを考えるなら、国勢調査だけを参考にせず、
シーツリーをプレイしている人がそのとき持っている感覚が、大事なのではないかと思います。
ということでまずはその感覚をどう探し当てるか、判断の指標としてどういうとこを気にするかについてご紹介します。
あくまで私の主観を通しての説明になるので、ご了承くださいませ。
2023年現在のシーツリーについて知る
先に現状のご説明から。
2022年秋ごろから「実験稼働」を続ける現在のシーツリーですが、
まあ過去のシーツリーを考えればいわゆる【過疎】にあたる時期のようです。
過去のにぎわっていたシーツリーを知っている人からすれば、人も少なく経済や依頼納品も停滞がちに見えるのかもしれません。
とはいえ継続的に遊んでいるプレーヤーはもちろんいますし、
初心者も復帰勢も含め、「昨日まで見かけなかった人を見かける」みたいなことも結構あります。
実験稼働後にも新たなカンパニーが複数生まれたり、
既にカンパニーに所属していたプレーヤーのカンパニー変更などもあったり、
現在のカンパニー競争上位にはそれら新興カンパニーが食い込んでくるなど、
稼働終了前にはなかった新たな流れもある感じではないかと。
また、シーツリープレーヤーは大別して、数年来のシーツリープレーヤーと、それ以外とに分けられ、
全員がそうではないかもしれませんが、それぞれの間でやりこみ具合に大きな開きが見られることがあります。8年の歴史が重い。
合成ひとつとっても、数年来のシーツリープレーヤーの一部は、複数の合成職を極めているような経験があったり、
またはそういったプレーヤーと密接な繋がりを持っていたりして、おそらく膨大な合成素材などを有しており、
難しい依頼であってもサクッと納品してくださったりします(ありがたすぎ)。
もちろん後発の、実験稼働開始後から始めたプレーヤーであっても、
総合レベルや合成レベルをガンガン上げている方もいますが、
基本的にはやはり大きな差が横たわっているな、という体感です(後発側で合成帽子4まで取った人間の感想)。
そしてそういった違いがあるのとはまた別に、それぞれのプレースタイルがあるので、
今まさにガッツリ遊んでいる人・やることを限定して積極的にやっている人・
まったり気まぐれに遊んでいる人・遊んでいても合成や納品に手が回らない人・
などなど……がいる……の、かも。
話しかけて確認をとっていたりはしないので、実際のところはわかりませんが、
おそらくは十人十色だと思われます。
そして当たり前ですが、その全員が全員ずーっと同じようにシーツリーを遊び続ける訳はなく。
急に頑張るときが来るかもしれないし、逆にいつかは辞めるとき、またはシーツリーが稼働を終えるときが来るはずです。
ここに書いた現状もいずれ移ろっていくことでしょう。
なお、シーツリーは最後のログアウトから2日で本人やその人が置いた設置物が消えます
ということで、まあとりあえず、
今は過疎ぎみ・先史の高レベルプレーヤーもいる・それぞれのプレースタイルがあるし、すべては移ろうもの。
ということは考慮に入れつつ、遊んでいるうちになんとなく人ごと・職業ごとの雰囲気がわかってくるかと思います。
ここに書いたのはあくまで私の感覚なので、実際に自分で遊んでみての感覚を信じたほうが当然良いかと!
依頼掲示板に張り付く
依頼掲示板で依頼して納品されるかどうか、
また依頼掲示板に依頼されているものが納品されずに長く残っているかどうかで、
その職業の人手について察することができるでしょう。
あまりにも難しいものや、取引履歴より低額で依頼したものでなければ、
基本的にシーツリーの人々は優しいので(あと納品時に請負スキルが上昇するので)納品してくれることの方が多い。です。
なお難しいものと言っても色々あるでしょうが、
シンプルに合成レベルが高い・素材が貴重・素材が他職のものである、といった合成品はまず難しいと言って良いでしょう。
素材が他職のものであることに起因するなら、人手が足りないのはその職ではなく、素材の職かもしれないということになります。
(もちろん、難易度以外にも、適正価格でないとかあまりにも大量すぎるとかの理由で納品されない依頼も
中にはあるかもしれないので、そこは要注意です)
また、合成品は、基本的に素材や消耗品(使用アイテム)よりも家具や装備品の方が
素材数が多かったり他職素材を必要としたりするなど難しい傾向にあるかと思われますが、
良くも悪くもレベルに見合わない難易度の合成品などもあるので、依頼の際にWikiで素材を確認すると良いかもしれません。
などなどを考慮しつつ依頼掲示板を見ていると、
前述のとおり、色々なプレースタイルのプレーヤーが、それぞれの合成職をやっているので、
職業によって、それぞれの依頼品について、納品され具合に違いを感じられ、
需要のありそうな職業が見つかりやすいのではないかと思います。
当てを付けてみる
合成職業ごとの合成品について載っているWikiのページを見ても、なかなかどの合成品が高需要か想像するのは難しいです。
まだ行ったことのない土地や釣ったことのない大きさの魚が素材になっていたりして、作りやすさの想像も同様に難しいでしょう。
消耗品は非消耗品と比べて求められやすいという原則はあれど、
既に安定して供給してくれる人がいたりする可能性なんかもあります(それが永遠に続くとは決まっていないけれど)。
それでも、Wikiを見てなんとなく需要がありそうとか想像しておくくらいはできるかと思いますし、
職業を決める上ではとても効果的だと思います。自分で考えて納得できるのが一番ですしね。
「これが売っていたら便利だろうな」とか「これは常に競売に売っててほしいな」なんて思える合成品があるなら、
是非その職を選んで大量に生産してみてほしいです。
また、職業に就く前の段階でも、レベル10以下の合成品は作成可能で、競売で売ることもできるので、
その需要を推し量ることは可能です。
素材で言えば、たとえば鍛冶の粘土、洗剤のプラスチック材、薬品のアシッド液などなど、
複数の職業にまたがって大量に必要とされがちな素材はいくつもありますし、需要が高くなりやすいと思われます。
※これら素材が実際はそんなに需要を感じられなかったらごめんなさい…
合成職業に就くことのメリットは、高レベルにしか作れない合成品を作れるようになることというのもありますが、
その職の低レベルの素材が大量に作りやすくなることも、大変意義があることなのです。
めちゃめちゃ喜ばれると思いますよ、大量生産と大量供給。
ポッド合成の素材なんかが高需要になりやすい狙い目素材かと! むしろ高レベルの品より低レベルの方がしょっちゅう納品してるなって職も多いと思います
人に聞いちゃう
一人で考えるのは大変です。シーツリーはどうせマルチプレーヤーオンラインゲームです。
現役で遊んでる人に、「今足りてない職業ってどれだと思いますかね?」と聞いてみるのが一番早い気もします。
ただ、一口に足りないといっても、
その人にとっては足りないだけかもしれない(特定職業に高い需要がある)とか
高レベル帯が足りない(難しい素材をもっと作ってほしい)とか
低レベル帯が足りない(高レベルの人はいてもいつ辞めちゃうかわからない)とか
色んな事情があるでしょうから、そのあたりもいい感じに教えてくれる人が…いるといいですね!? いるの?
なお、レベルについて言えば、
あなた自身がその職業を何レベルまでやるつもりなのか、ということも、回答内容に関わってくることでしょう。
高需要な品の合成レベルがやたらと高い職業もあるからです。
合成レベルは総合レベルと同値までしか上昇させることができないので、
これは総合レベルをいくつまで上げるのかという問いにもなります。
総合レベルを上昇させるには、クエストの魚を競売で買ったりするだけでもなんとかなりますが、
自力で50やら60やら上げていくにはお金も時間もかなりかかってしまいます。
50やら60やらまで合成レベルを上げるにも、やはり、山のような素材を釣っては作り釣っては作りする必要が出てきます。
ついでに言うとポッド合成の道は通常の合成より遥かに長く険しいです。たすけて
…………色々考えていたらもうなんか嫌になってきましたね!!
っていうかどの職だって必要なんだよ! うわあああああ!
もちろん需要の多寡はあるだろうけど、それはそのときシーツリーを遊んでいる面子にもよるんだよ…
今はとりあえず過疎だし、いていすぎるなんてことはないんだよきっと…たぶん…
実際高レベル素材いっぱい作っても全然余ってるな~阿修羅銅さえ思ったより売れないな~みたいな感じだったりも…するが…
…………
……………………
まあ、それはそうと、
各職のこの合成品はみんな買うよ、社会インフラだよみたいなことをまとめておくことくらいはできそうだったので、
次記事に掲載しました。あわせてご参照くださいませ!
(人手の少ない職の考え方、結局ちゃんと答えが出てなくてすみません……私には難問でした……)
シーツリーは2020年で対応終了となっており、サーバーが稼働していることがあっても、既にアンディーメンテ運営の手を離れています(「放置運営」を公言済み)。課金アイテムを含めてゲーム内に問題が起きたときの対応などは望めないことは承知のうえでプレイするのが良いでしょう。
また、シーツリーはその時々で情勢が大きく異なるゲームです。記事執筆時点とその後の情勢が大きく異なり、記事の情報があてにならないことがありますので、ご了承ください。
同様に、執筆者である冥土(アスラ民)は可能な範囲で協力的なプレイングに努めますが、永遠に熱心にこのゲームで遊んでいられる訳ではありませんし、今後の末永いブログ更新や初心者支援などもお約束いたしかねます。大変恐縮ですが、ご承知おきください。